韮崎エリア

山梨住みます芸人をプロジェクトリーダーに任命

 韮崎市は、6月3日、「武田の里みんなで創るふるさと文化事業」を推進するため、吉本興業の山梨住みます芸人「ぴっかり高木といしいそうたろう」にプロジェクトリーダーを任命した。

 この文化事業は、「市民が主役の文化プロジェクト」を合い言葉にして昨年から実施しているもので、市民による劇の上演を通して市の文化を育み、地域を元気にすることを目的にしている。

 今年は、神山町にあるわに塚の桜を題材にした創作歴史劇「王仁(わに)塚物語」を上演することにしており、11月10日に東京エレクトロン韮崎文化ホールで開く「韮崎市生涯学習フェスタ19」で披露する予定だという。

 3日に韮崎市役所で行われた委嘱式で、あいさつに立った内藤久夫市長は「おふたりに力を貸していただき、市民の皆さんと一緒に韮崎の生涯学習を発展させ、新しい文化をつくってほしい」と述べ、ぴっかり高木さんといしいそうたろうさんに委嘱状とたすき、メガホンを手渡した。

 委嘱を受け、いしいさんは、「韮崎はニコリやアメリカやなど、文化の発信地になっている。我々も韮崎の歴史を振り返りながら、魅力を伝え、好きになってもらえるようにしていきたい」と意気込みを語り、ぴっかりさんは「いしいさんの言ったことが全てです」と周囲を笑わせた。

 市の教育課の担当者によると、プロジェクトリーダーは、劇への出演、演劇指導を担当するほか、同プロジェクトの広報活動などを行う予定だという。

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