韮崎エリア

カラフルな野菜パンをつくろう

藤井町の「野菜パンの店ド・ドウ」(野田敬一代表)では、親子が自宅で楽しみながらパンづくりをしてもらおうと、ピンクや黄などのカラフルな「野菜パン」のパン生地を「あそびパン」として販売している。(写真)

このあそびパンは、野菜や竹炭などの素材の色と味を生かすため、ビーツの煮汁やカボチャ、竹炭の粉末などを使って、ピンクや黄、黒、紫など6色を表現している。

冷凍のパン生地は常温で自然解凍し、発酵させてから好みのかたちに成形して、トースターやオーブンで焼くだけでカラフルなパンが完成する。

あそびパンを商品化することになったのは、昨年4月〜5月に発令された新型コロナウイルス感染拡大防止対策による緊急事態宣言の期間中、「家でつくってね」と、冷凍のパン生地を来店客の親子に配布したところ好評だったことから外出を自粛する親子に向けてカラフルなパンを企画した。

従業員の野田ひろみさんは、「自宅でパンづくりを一から始めると時間や手間、コストがかかってしまう」といい、「解凍してすぐにつくれるパン」をコンセプトにしたと話す。

また、「野菜の煮汁を使った生地の色なので、野菜のことを知るきっかけになると思う。好きな色で好きな形のパンをつくって食べてほしい」と話している。

あそびパンは、同パン店のホームページ通販でも取り扱っており、全6色入り各30㌘のパン生地セット600円(税込・送料別)。問い合わせは☎23・2743まで。