できごと

八ヶ岳ツーリズム、JSTS-Dロゴマーク使用へ

観光庁は、昨年6月、地方公共団体や観光地域づくり法人(DMO)などが、持続可能な観光地マネジメントを行えるよう国際基準に準拠した「日本版持続可能な観光ガイドライン」を開発。同ガイドラインに取り組んでいることをアピールするロゴマークの使用申請を今年2月から受け付け、3月4日、(一社)八ヶ岳ツーリズムマネジメントと小樽市・(一社)小樽観光協会にロゴマークの使用を初めて認めたことを発表した。

観光庁が開発した「日本版持続可能な観光ガイドライン」(略称:JSTS−D)は、ジャパン・サスティナブル・ツーリズム・スタンダード・フォー・ディスティネーションの略称で、国際非営利団体のグローバル・サスティナブル・ツーリズム協議会(略称:GSTC)が開発した国際基準の観光地向け指標(GSTC-D)をベースにしている。

ロゴマークの使用の承諾は今年2月から使用申請を受け付けていたもので、JSTS−Dに基づいた取り組みを行っている観光計画などがあることやGSTCトレーニングプログラムを修了した人材がいることが承諾基準になっている。

JSTS−Dのロゴマークの使用が認められることで、ホームページやパンフレットなどの印刷物での使用が可能になり、持続可能な観光ガイドラインに取り組んでいる観光地であることを国内外にアピールすることができ、国際競争力の向上が期待されている。

八ヶ岳ツーリズムマネジメントの小林昭治代表理事は「提案用のパワーポイント内に使ったり、名刺やホームページでロゴを使用する。ツーリズムの関係者や地域の皆さまに持続可能な観光地であることを伝えて行きたい」と話している。

観光庁ホームページ