できごと

若いミュージシャンの活動の機会を

「生演奏の空気の振動をダイレクトに感じてもらいたい」と話す小尾こうた代表(45)は、大泉町で喫茶「草布絵」を運営。昼食のヴィーガンラーメンは1日6食限定で前日までの予約制。午後からは、ジャズをはじめ、フラメンコダンス、朗読、ハープ演奏など、様々なジャンルの演奏家を迎えたライブ(チャージあり)を定期的に続けている。

20歳の時に音楽留学し、在学中からロサンゼルスでジャズのベーシストとして30歳まで活動。帰国後は一般企業に就職したが、「音楽活動の場をつくりたかった」と元家具工房だった物件を見つけ、昨年11月に改装して喫茶店としてオープンした。

草布絵のホームページでライブの予定が紹介されており、6月の予定では、午後2時スタートの午後の部が6回、6時スタートの夜の部は20回にものぼる。また、新型コロナの感染拡大を予防するため、施設滞在時間を90分以内に短縮している。

小尾代表は、「若いミュージシャンの活動の機会を増やしたい。音楽で地方を活性化させたいと思った」と話し、「8月からは地域の子供たちを集めて音楽に触れる機会を増やしたい」と無料で参加できる音楽教室のようなことを考えているという。

出演希望やランチの予約は☎080‐9048‐2134(小尾)まで。