韮崎エリア

「全国地域安全運動」スタート、20日まで

 民間の団体や警察などが連携して、犯罪や事故のない安全で安心な地域社会を推進する「全国地域安全運動」が10月20日まで行われている。

初日の11日は、甲斐警察署で同安全運動の出発式が開かれ、同警察署の署員をはじめ、韮崎市や甲斐市にある5つの防犯団体から約40人が参加したほか、今年6月に「電話詐欺撲滅隊長」として任命された韮崎市のイメージキャラクター「ニーラ」と甲斐市のマスコットキャラクター「やはたいぬ」も駆けつけた。

出発式であいさつに立った和田弘記署長は、「電話詐欺やDV、ストーカーなどの犯罪は後を絶たない状況にあるなかで、皆様のように『自分たちのまちは自分で守る』という強い決意を持って防犯活動に取り組む存在は地域の大きな力になる」と語った。

また、旭駐在所ふれあい連絡会の久保田豊一会長は、「われわれ防犯団体は、これからも甲斐警察署管内の住民の安全・安心の暮らしに微力ながら協力し、防犯活動にまい進していく」と話した。  続いて、富士見の大型商業施設に移動し、利用客に電話詐欺や空き巣対策を呼びかけるチラシや、反射材などの啓発グッズ200セットを配布し、自主防犯意識の高揚を図った。

甲斐署では、運動期間中、市内の金融機関で電話詐欺被害者に対する窓口対応訓練や強盗事件対応訓練を実施するほか、防犯団体と連携し、青色回転装備車(通称:青パト)による市内全域の防犯パトロールを強化していくとしている。

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