韮崎エリア

韮高吹奏楽の「定期演奏会」

県立韮崎高等学校吹奏楽部(仲田太年顧問)は、5月8、9日の2日間、東京エレクトロン韮崎文化ホールで恒例の「定期演奏会」を開催する。出演する部員60人は、「新型コロナで落ち込んだ気持ちを演奏会で明るくする」と練習に熱を入れている。(写真)

51回目を数える今年は新型コロナウイルス感染防止対策として、観客を2分の1の500人以下に制限したが、「多くの人に演奏を見てもらいたい」(斉藤樹李部長・3年)と、2日間の公演を開催することにしたという。

当日は、「部員がステージで輝き、お客様に喜んでもらえるように」との思いを込めた造語「吹星(すいせい)」をテーマに「クラシック」、「パフォーマンス」、「ポップス」の3部構成で合唱やダンス、演劇を披露してイベントを盛り上げることにしている。

斉藤部長は、「昨年は無観客での演奏が多かったので、部員たちはお客様を意識した演奏がまだ完璧にできていない。本番までにしっかりとクオリティーを高めていく」と話し、定期演奏会実行委員長の守屋くるみさん(3年)は、「音だけでなく、見ても楽しめるステージを心がけ、お客様を晴れやかな気持ちにしていく」と来場を呼びかけている。

定期演奏会は、8日が午後6時、9日が午後1時の開場で、先着順。入場無料。問い合わせはTEL22・2415まで。