韮崎エリア

SNSの情報発信強化へ、市の職員が写真の撮り方学ぶ

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した地域の情報発信を強化しようと、韮崎市は10月7日、市の職員や市民記者制度に登録している市民を対象にした「スマホ写真講座」を市役所で開いた。

この写真講座は、市の「インスタグラム」や「フェイスブック」などへの投稿写真をフォロワーに分かりやすく紹介することを目的に企画したもので、藤井町在住の写真・映像作家の田久保いりすさんを講師に迎えた。

当日は、庁内16の各課から1〜2人が任命されている「情報発信担当」と市民記者計25人が参加。スマートフォンのカメラ機能にあるポートレートモードや広角レンズ機能などを活用した写真撮影の基本を紹介した。

また、実際にスマートフォンで撮影した写真を大型スクリーンに映しながら、「構図を決める際には、何を伝えたいか目的を考えてほしい」といい、「被写体を際立たせるために不必要なものを隠したり、ポートレートモードで背景をぼかすなど、取り除くことが大切」と説明した。

今年5月から市民記者制度に登録しているという大草町在住の樋口敦一さん(38)は、「これまでイラストで市内の自然やイベントを紹介してきた。習ったことを実践して、自信が出てきたら市民記者レポートなどに載せられるようにしたい」と話した。

写真講座を企画した市の総合政策課の担当者は、「インスタグラムはこれまで、職員2人で投稿してきたが、今後、より広い視野で投稿するため、情報発信担当から写真を募って韮崎市の魅力を発信していく」と話している。

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