韮崎エリア

秋の火災予防運動で、消防署員が防火を呼びかけ

 峡北広域行政事務組合峡北消防本部は「秋季全国火災予防運動」(11月9日〜15日まで)に合わせて10日、JR韮崎駅前で火災の発生防止や住宅用火災報知器の設置を呼びかける街頭キャンペーンを実施した。

当日は同消防本部や韮崎消防署の署員計7人が駅利用者に「火災に気を付けてください」などと呼びかけながら、ティッシュやポーチなどの啓発グッズを配布した。

峡北消防本部によると、今年1月〜10月の管内における火災件数は73件(15件増)。そのうち40件が枯れ草火災などの「その他火災」で、出火原因は田畑や野焼きの火入れだった。

また、住宅用火災報知器の設置状況については、今年6月の調査で全国の設置率83・1%に対して、管内では80%にとどまっているという。

井出良司消防長は、「これから火災が多くなる時期になる。地域住民に火災にならない呼びかけを強化していく」とし、火災予防期間中は韮崎市消防団と協力して、市内各地を消防ポンプ車でパトロールするほか、市の防災アプリや防災行政無線などで火災予防を呼びかけているという。

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