できごと

北杜市が販路拡大で連携協定

北杜市は、スマートフォンやタブレット端末向けのアプリケーションを使った個人間取り引きサービスを行っている株式会社メルカリとその関連会社で、「メルカリショップス」を運営する株式会社ソウゾウの三者による「連携協定」を12月23日に締結した。

この連携協定は、相互に緊密な連携を図り、双方の資源を有効に活用した活動を通じて、地域活性化と市民サービスの向上を図るもので、地域経済の活性化をはじめ、循環型社会の推進、市の財源の確保などを明記している。

当日は、上村英司市長と(株)メルカリ取締役プレジデントの小泉文昭氏、(株)ソウゾウの代表取締役CEOの石川佑樹氏の三者が連携協定書にサインした。

上村市長は、今回の連携協定締結によって、EC(電子商取引)サイトを利用した農畜産物や加工品の販路拡大や事業者へのECサイト導入支援、カーボンニュートラルの実現に向けたリサイクルやリユースに積極的に取り組むほか、メルカリが行っている「メルカリ寄付」による自主財源の確保を期待している。

小泉取締役プレジデントは、「ICTを使ったまちづくりはこれからどんどん広がっていく。コミュニケーションをとりながらまちの課題を解決していくことができればと思う」と話している。