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山梨旭ダイヤモンド工業が「やまなし産業大賞」最優秀賞受賞

 自動車部品や光学部品の加工などに使用するダイヤモンド切削工具を開発・製造している龍岡町の山梨旭ダイヤモンド工業株式会社(竹内友幸社長)が、産業の発展や地域経済の活性化に貢献した企業を表彰する「やまなし産業大賞」の最優秀賞に選ばれ、11月12日に甲府市で表彰された。

この産業大賞は、県内企業の活動意欲を高め、地域の核になる企業を育成することを目的に山梨県が2009年に創設したもので、13回目を数える今年は8件の応募があり、最優秀賞1社、優秀賞2社、審査員奨励賞1社が選ばれた。

山梨旭ダイヤモンド工業株式会社は、18年に刃先の形状精度がナノ単位の「単結晶ダイヤモンド切削工具」を開発、製品化し、この技術でスマートフォンのカメラレンズや液晶ディスプレイなどの光学部品、光通信用部品の性能向上に貢献したことが評価された。

同社の管理部総務課兼生産技術部生産技術課の鮫田裕一課長は、「名誉な賞に選ばれたのは、お客様の難しい注文に対して真摯に応え、開発の検討課題を乗り越えてきた結果だと思っている。受賞に見合うような製品づくりをこれからも続けていく」と話している。

 

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