韮崎エリア

ソムリエがキャンプ会場で山梨県産ワイン紹介

 ワインの魅力を紹介しようと、「旅するソムリエ」としてキャンプをしながらその土地のワインをインスタグラムで発信しているANNA(アンナ)さんは、4月9日、穴山町の宿泊施設「ヴィラグリファーム七里岩」で「キャンプワイン・桃源郷キャンプと山梨ワイン」を開き、県内外から22人が参加した。

 このイベントは、2020年からアンナさんが活動拠点にしている京都府をはじめ、香川県などのキャンプ場や宿泊施設で地元のワインの特徴や土地の風土などを紹介しているもので、今回は「新府桃源郷」といわれる中田町の桃の花の見頃に合わせて山梨県産ワインを紹介しようと企画した。 当日は、同グリファームの庭に「キャンプワインバー」を設置し、韮崎ワインや県産ワイン約20種類を用意。アンナさんは、「ワインを飲む際にブドウをつくっている土地や気候、つくり手の思いを感じてほしい」といい、韮崎市内の冷涼な気候を生かして栽培された甲州種を使用したワインなどを紹介し、参加者たちはワインの味に舌鼓を打った。

 和歌山県から参加した岡本はるかさん(42)は、「韮崎市には初めて来た。残雪ある富士山や桃の花を愛でながらいただくワインは格別。ワインを飲み比べながら、つくり手の個性を感じてみようと思う」と話した。

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