韮崎エリア

市内企業と地域住民がフェンスの塗り替えボランティア

 富士見地区を流れる黒沢川沿いの転落防止用フェンスをきれいにして、地域の美化につなげようと同地区の富士島建設株式会社(岩下佳仁代表)は、6月11日、富士見2丁目自治会(向山文人自治会長)と協力してフェンスの塗り替え作業を初めて行った。

 この活動は、同地区の通勤・通学路になっている黒沢側沿いのフェンスが経年劣化で汚れやさびが目立っていることから同社の地域貢献活動の一環で行った。

 当日は、約40人の参加者が1組3、4人の13組に分かれて、川沿いに設置された高さ約1・3㍍、幅3㍍のフェンス200枚の汚れやさびを落とす作業を行った後、ローラーやはけで水色の水性塗料を塗っていった。 向山自治会長は、「コロナ禍でこれまで行ってきた運動会や交流会などの自治会活動ができなくなり、活動内容を模索していた。こういった活動を通して災害時に結束できる地域の基礎をつくっていきたい」と話した。

 富士島建設の担当者によると、同活動は来年度以降も継続して実施する計画で、次回は富士見3丁目のフェンスを塗り替えるとしている。

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