韮崎エリア

児童がトマト栽培体験、食の大切さを学ぶ

 韮崎市内の小学生に野菜の植え付けから収穫、食べるまでの体験を通して食の大切さを伝える「小学3年生の夏休み野菜づくり事業」(韮崎市教育委員会主催)が初めて行われ、各学校でトマト苗の栽培講座が開かれた。

 この野菜づくり事業は、市内5校の小学3年生約200人を対象にして行われているもので、今回はトマトの栽培に挑戦。

 7月4日には、市立甘利小学校で栽培講座が開かれ、梨北農業協同組合(JA梨北)営農部の職員4人を講師に迎えた。

 参加した52人の児童たちは、職員の指導の下、培養土を入れた栽培用ポットにミニトマトの品種「アイコ」の苗を植え、苗を誘引するための支柱を組み立てる作業などに汗を流した。 田村琉乃さん(8)は、「早くおいしく育ってほしいという願いを込めて苗を植えました。収穫できたら、ピザトーストに使いたい」と笑顔で話した。

 甘利小によると、植え付けしたトマト苗は、夏休みに入る前日の7月22日まで小学校で児童が管理し、夏休み期間中は各家庭に持ち帰り、育てるとしている。

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