韮崎エリア

急勾配の山野を駆ける「ヤマケンカップ」開催

 山野を走るトレイルランニング(以下:トレラン)の大会「サンライズヒル・穂坂ヤマケンカップ」(同実行委員会主催)が、8月11日の「山の日」に合わせて穂坂町の穂坂自然公園のトレランコースで開かれ、県内外から約260人が参加し、健脚を競った。

 このヤマケンカップは、旭町在住のプロマウンテンアスリートで同実行委員会の山本健一委員長が監修したトレランコース(全長5㌔)を利用して、自然の中を走る楽しさを知ってもらおうと2017年から開催しているもので、今回は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれた。

 当日は、開会式で山本さんがあいさつに立ち、「コロナで2年間、大会の開催が出来なかったが、今日は急勾配が続くコースを楽しく走ってほしい」と激励した。 続いて、5㌔と10㌔、親子(3〜5㌔)の3部門に分かれてスタートし、各ランナーが最大傾斜30度の起伏の激しいコースを大粒の汗を光らせながら駆け抜けた。

 南アルプス市から参加した小野智洋さん(45)は、「大会は初めて参加したが、普段からトレランの練習で走っているコースなので、走りやすかった。多くの参加者と一緒に自然の中を走るのは気持ちがよかった」と話した。

 

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