韮崎エリア

住吉さんがボランティアで「ニーラ」の人形づくり

sumiyoshisan

韮崎市のイメージキャラクター「ニーラ」の人形づくりをボランティアで行っている穂坂町在住の住吉裕子さん(64)はこれまでに、大小合わせて15体のニーラを制作。作品は市立大村記念図書館や市役所に展示されている。

住吉さんがニーラの人形づくりを始めたのは、市役所でニーラに出会い「一目ぼれ」したことと、手芸の講座に参加したことがきっかけで、「(ニーラの)可愛さを広めたい」と、人形づくりの挑戦を始めた。

手触りの良い布やフェルト、座らせた時に安定するように底部にビーズを入れるなど細部を調整。ニーラの顔を「ふっくらと丸みをもたせること」が特に苦労したといい、今年の5月に試作第1号が完成した。

「(ニーラの人形は)1体ずつ、一生懸命つくっているため、1人でつくるには限界がある」といい、「ニーラが好きだからボランティアとして続けている」と話す。

昨年11月に発表された「ゆるキャラグランプリ2015」(1727体の参加)で、ニーラは総合順位41位だった。今年11月に予定されている「同グランプリ2016」では、「10位に入賞させたい」と、ニーラ人形のボランティア活動を続けることにしており、「今後は福祉施設や児童館などにニーラを置くことができたら」と笑顔で語った。