韮崎エリア

穴山町さくら祭り、4年ぶり開催

 地域住民の集いの場として開かれている「第12回穴山町さくら祭り」(同実行委員会、穴山公民館主催)が4月9日、穴山町の穴山さくら公園で4年ぶりに開催され、桜の見頃は過ぎたものの、多くの来場者がステージ発表を楽しんだ。

 当日は会場内の特設ステージが用意され、地域住民有志による「穴山観光小唄」の踊りの披露や県立甲斐清和高等学校の生徒によるよさこいソーランの発表、三宅太鼓の演奏などが行われ、祭りを盛り上げたほか、飲食や雑貨など11のブースも並んだ。

 同町久保地区から親子で来場したという伏見麻央さん(40)は、「町内でのイベントは久し振りで、会場で知り合いにも会うことができて良かった」といい、思乃さん(韮崎北東小6年)は、「おもちゃや食べ物のお店もあって、お祭りは楽しいと思った」と話した。

 伊藤秋彦会長は、「葉桜になってしまったが、地域のイベントとして多く人に来ていただきにぎわった。来年は規模を縮小せずに開催していきたい」と話した。

 同実行委によると、穴山さくら祭りは2008年4月から開かれていたが、新型コロナウイルスの影響で20年4月から中止し、今回は仮装大会や露店の出店数を減らし、規模を縮小して実施したという。

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