できごと

市の備品をメルカリで販売

北杜市はこのほど、インターネット上で物を売買できるフリマアプリの「メルカリ」内にショップを開設し、不要になった公共施設の備品などを出品する取り組みを始めた。県内の自治体では初という。

市は2021年12月に株式会社メルカリ、株式会社ソウゾウと包括連携協定を締結しており、連携項目の「循環型社会の推進」に向けた取り組みの一環として、ごみの削減や資源の再利用を図ろうと実施。

同ショップでは、統合に伴い閉園となった小淵沢東保育園と西保育園で利用されていた壁掛け時計や子供用おもちゃのほか、旧明野村役場時代のフィルムカメラなど約20点を出品。すでに半分以上が売り切れているという。(写真)

市の環境課では、今後も学校備品の更新時や施設の統廃合などで不要となったものを同ショップで販売していくとし、「何もなければ捨てていたものに価値を見いだして活用してもらえるのはうれしい。限りある資源を長く使い、循環型社会に貢献したい」と話している。

https://mercari-shops.com/shops/qbD2asrWLfHapVzJEFW8y6