人と野生動物の関わり知って、痕跡さがしWS
縄文時代の人と野生動物の関わりや身近で見られる野生動物について学んでもらおうと、鳥獣害対策活動を行う円野町の有限会社パディフィールドは、3月21日、韮崎市民俗資料館と協力して、同資料館と高松公園でワークショップ「野生動物の痕跡さがし」を開いた。
このワークショップは、人と野生動物の歴史を知ってもらおうと民俗資料館の見学とフィールドワークの2部構成で企画されたもので、資料館の学芸員を務める韮崎市教育委員会の閏間俊明さんと同社の自然体験担当の内藤ひかりさんが講師を務めた。
当日は市内外から13人が参加。第1部では閏間さんが民俗資料館に常設展示している石之坪遺跡(円野町)から出土した縄文時代中期の土器にイノシシの頭を模した装飾があることを紹介し、「縄文時代は落とし穴や弓矢でイノシシを狩り、食料や道具にしていたとされる。土器の装飾は強さや感謝を意味しているのではないか」と語り、動物への信仰や共生社会があったと話した。
第2部のフィールドワークでは、内藤さんと参加者が資料館と高松公園を歩いて野生動物の痕跡を探し、イノシシやシカの足跡、アライグマの爪痕などを発見。内藤さんは、「食料になるドングリのある場所なので様々な動物が来る」といい、「身近な野生動物は畑を荒らして獣害と呼ばれるが、それは人の判断。野生動物と暮らしていくために何ができるかを考えてほしい」と話した。
甲府市から親子で参加した大崎恵介さん(38)は、「縄文時代にヘビが信仰され、土器に形として残っていることが学びになった。市街地に住んでいるので自然に触れ、見ることの大切さも感じました」といい、智穂さん(7)は、「動物の足跡が見つけられてうれしかった」と話した。
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