幻の蘭「キンラン」
nagasaka
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八ヶ岳南麓で野生スミレを探索するようになって20数年、種類の多様さ・開花期間の長さでは日本屈指の地だと思います。スミレが咲くのは数㍍四方と狭く、それがスミレ探索を難しくしています。
南麓で一番のお気に入りはサクラスミレで、スミレの女王と呼ばれ、日本の野生のスミレでは一番大きな花をつけます。
サクラスミレ探索がこの時期一番の楽しみで、ポイントは花数です。大多数の株の花は1〜3輪ですが、写真の株は10輪の花をつけています。
おそらく数年かかってここまで大きくなったと思います。
もう一つ探しているのが写真のヤシュウスミレです。サクラスミレとフモトスミレの交雑種でとても希少性の高いスミレです。
過剰伐採や盗掘などで野生スミレの宝庫が失われないことを祈る最近です。(文・写真 舩越学)