市制9周年記念事業開催
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ヤマウルシは名前のとおり山に生息するウルシで、どこの林でも見ることができる落葉潅木です。図鑑などには危険な植物として掲載されている例が多く、人によってはカブレの症状を引き起こします。
新芽は、山菜のタラノキの芽と間違えるほど似ています。ウルシの仲間は、秋には一足早目の紅葉を見せてくれます。その赤い色は見事です。
初夏に林の中に入ってみました。ヤマウルシの若木が枝をいっぱいに広げていました。
葉を下から覗くと、太陽の光を透過した緑がとても美しく、光に揺らいでいました。小さな虫たちは、このような美しい風景をいつも見ているのかと思うと、羨ましく思いました。 文・写真:栗原達夫