できごと

日本で初めてのニットシンポ開かれる

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 高根町清里の清泉寮で、このほど、「第十回北欧ニッティング・シンポジウム」(Gavstrik主催)が四日間の日程で開かれ、世界中の北欧編み物のファン約百人が集まった。

ニッティングシンポジウムは、「ノルディックニット」と呼ばれる北欧編み物の文化の発展と、作家の交流を目的に、〇〇年から、スウェーデンやノルウェーなど北欧を中心に開催しており、今回は、日本でもノルディックニットの愛好者が多いことから、初めて、日本で行われた。

シンポジウムでは、ニットの新製品の紹介のほか、北欧や日本で活躍している十二人のニット講師によるワークショップが毎日行われ、エストニアのアヌー・コトリさんのワークショップでは、「リトルフォックス」と呼ばれるぬいぐるみ制作が行われ、参加者たちは、色とりどりの糸を編みながら、キツネやブタなどの動物を作り上げていた。

また、シンポジウムの最終日には、ワークショップで制作したニットのファッションショーも行われ、出席者たちは、オリジナリティあふれる作品一つひとつに拍手を送っていた。