くらし

トリカブト

nagasaka
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トリカブトは独特な形の花で秋の山野を賑わせてくれます。その形からトリカブトであることはすぐに判ります。

しかし、仲間の種類が多く、よく似ているため一見して区別することはなかなか困難です。外観の烏帽子のようなものは、実はガク片で花弁はその中にあります。もちろん雄しべと、雌しべも内側にあり、下から覗かないと見えません。

昆虫は下から潜り込むようですが、写真のトリカブトをよく見ると烏帽子に穴が空いています。昆虫が噛み切って中に侵入したか、外に出たのではないでしょうか。烏帽子に毒はないのでしょうか。

根も減毒すれば漢方薬になるそうです。試してみる気は起こりませんが。(文・写真 田中正人)

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