くらし

児童がマヨネーズづくりに挑戦!

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八月二十八日、市立小泉小学校で、キユーピー株式会社によるマヨネーズ教室が行われた。

マヨネーズ教室は同社が食の楽しさと大切さを伝えることを目的に、食育活動の一環として、〇二年から取り組んでおり、山梨県内での実施は今回が初めて。

当日は三年から六年までの児童が午前と午後に分かれて参加し、午前に参加した三、四年生の児童二十六人は、同社研究所員の話を聞き、マヨネーズの歴史や作り方、野菜の摂取の大切さを伝えるDVDを見た後、マヨネーズ作りに挑戦した。

児童たちは各班に分かれ、卵黄に酢と油を少しずつ加えながら、夢中になって泡立て器で混ぜる姿が見られ、よく撹拌することで、卵、酢、油がだんだんとマヨネーズの形状に変化していく様子に、驚きと喜びの表情を浮かべていた。

その後の試食では、手作りのマヨネーズと工場で作られた市販のマヨネーズの食べ比べが行われ、その味の違いを確認した。

同社広報室の䉤田寛之さんは、「子供たちが野菜に興味を持ち好きになってくれることと、実際にマヨネーズを手作りする場を設けることを重視しています」といい、「食べ物に興味を持っている子供たちが多いことに驚きました。みんな積極的で、協力し合って取り組んでくれました」と、小泉小児童の印象を語った。

同社のマヨネーズ教室は、小学校からの要請をもとに実施しており、講演料や交通費などは無料で行っているという。今後も要請があれば開催していく。問い合わせは電話03-5202-6087まで。