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大泉町の谷桜で、恒例の蔵開き

nagasaka
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大泉町の谷桜酒造有限会社(小宮山光彦社長)では、三月六日と七日に、恒例の「蔵開き」を開催している。今回は招待客約千人が予定され、新酒の味に舌鼓を打っていた。(写真は3月6日)

この蔵開きは、一年間の感謝の気持ちを込めて開かれているもので、当日は、古銭屋の屋号や、近年の酒消費の傾向、酒米についてなどを紹介しながら、酒作りを語った。

小宮山社長は「昨年は米が余り良くなく、寒暖の差が激しかったこともあって、杜氏も『こんなに厳しい年は初めてだ』と話していた」と話し、「今年の酒は、杜氏の苦労を感じてもらいたい」と新酒の仕上がりを披露した。

蔵開きでは、大吟醸をはじめ、桜さくら、古銭屋、甲斐の花、八ツのからっ風の五品種の試飲が行われ、用意された漬け物を肴に、新酒の味を楽しんでいた。

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