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大泉町の絵本の樹美術館(田中裕子館長)では、現在、渡辺有一さんの絵本原画展「すやすやタヌキがねていたら」と布絵本・布おもちゃ作家の野口光世さんの「布の絵本と遊びの広場」を開催している。
「すやすやタヌキがねていたら」は、今年3月に第15回日本絵本賞を受賞した作品で、その原画全点が展示されており、渡辺さんのやわらかで独特の色彩の世界が広がっている。
また、「布の絵本と遊びの広場」には、野口さんが30年かけて制作した布絵本が一堂に並んでおり、手に取って見ることができる。布のおもちゃは実際に遊ぶことも可能。
田中館長は、「子供たちは布の絵本やおもちゃを見ると自分の想像力を膨らませて遊びに夢中になる。子供たちのキラキラ輝く表情を見ることができるのが嬉しい」と話している。
展示は6月20日まで。問い合わせは電話38-0918まで。