できごと

リゾナーレの石畳の回廊に「花の絨毯」が完成

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春の訪れを祝う祭典としてゴールデンウイークの二日〜五日まで、小淵沢町のリゾナーレで「花咲くリゾナーレ二〇一〇」が行われている。

今年で六年目を迎えたゴールデンウイークの恒例行事の「花の絨毯」は、今回、市内在住で、ガラス芸術家の藤巻晶子さんを迎えてデザインした「春をよろこぶ不思議な森の住人たち」をテーマにした作品作りに挑戦した。

絨毯に使うチューリップの花びらは、赤や白、ピンク、黄など五色で、約三十万本のチューリップを使用している。

二日に行われた絨毯作りには、一般の参加者も多く、リゾナーレ広報では「予定時間よりも早く完成することができました」と話す。

完成した花の絨毯は、ピーマン通りと呼ばれる石畳の回廊に描かれ、幅三・六メートル、長さ六十メートルの作品が二つ完成し、全長で百二十メートルの巨大な作品になっている。

リゾナーレを訪れた人たちは、花園の中にいるような空間をバックに記念写真を撮ったり、乾燥した花びらに新しい花びらを加える作業を手伝ったりと、休日の一日を満喫している。

「花の絨毯」は、当初、五日までの展示を予定していたが、規模を縮小して八日まで延長することを決定した。