くらし

清春旅と空想の美術館で牛山さん写真展

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長坂町の清春旅と空想の美術館(清水純子館長)では、10月24日まで、「牛山俊男 大地と星空の写真展〜星明かり・月あかり〜」を開催している。

環境カウンセラーで自然写真家の牛山俊男さんは、平成11年に写真家として本格的に活動を始めており、今回の写真展では、これまでに撮りためた作品の中から厳選した25点を展示している。

神代桜と星空の写真、長坂町の水田に天の川が映り込んでいるものなど、市内で撮影された作品のほか、今年7月、イースター島で撮影した皆既日食を捉えた最新作も展示。平成15年に韮崎市の甘利山から撮影した低緯度オーロラの写真やニュージーランド南島で撮った教会と星空、アラスカのオーロラ写真などの代表作を含む、初期の作品から最新作まで10年の集大成といえる内容となっている。

牛山さんは、「次へステップアップするための一つの区切りとして、10年間の自分の歩みを見てほしいと思った。作品を通し、貴重な天文現象や風景との出会いや、家族と支えてくれた人たちへの『感謝』の気持ちを伝えたい」といい、「神秘的で幻想的な夜空の風景の存在を知ってほしい。そして、一枚だけでも気に入った作品を見つけ、しばらくその写真の前で心を漂わせ、自分自身の存在を感じてもらえたら」と語った。

清水館長は、「牛山さんの作品は単なる天文写真にとどまらず、星空と大地を入れて撮影することで、人々が生活している息づかいが感じられる作品です。大地や宇宙、自分について考えをめぐらすことができます」と話している。

問い合わせは電話32-8188まで。