くらし

明野中が創立50周年、記念事業開催

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十月二日、市立明野中学校(溝口克己校長)で、創立五十周年記念式典が開催された。

明野中学校は、昭和三十五年四月に、明野南中学校と明野北中学校が統合して「明野村立明野中学校」として設立。翌三十六年八月に校舎が完成して、二学期始業日の九月四日に本館に全生徒が移転したことから、この日が学校創立記念日となっている。当時の生徒数は、五百五十八人。

当日は、創立五十周年記念事業を行うまでの実行委員会の経過説明に続き、同実行委員会の深沢孝重会長があいさつに立ち、四千二百人以上が巣立っていることや五十年の歴史の中で、気象観測による「日照時間が日本一長いことを証明」した取り組みなどを紹介した。

このほか、明野中学校五十年の歩みをまとめた上映のほか、第二部では明野少年少女合唱団の合唱、記念講演として山岳写真家の白籏史朗氏を迎え「自分の往く道は自分で選ぶ」を演題にて講演を行った。

今回の記念事業では、記念誌「茅ヶ嶺」も発行され、気象観測三十年のあゆみや、写真で見る五十年などを紹介している。