くらし

柳沢家に由来する六地蔵石幢を保全

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徳川家五代将軍の綱吉に仕えた柳沢吉保。その柳沢家の発祥の地を後世にも伝えていこうと活動する「柳沢史跡保存会」(功刀孝夫会長)が、柳沢地区に残る柳澤寺(りゅうたくじ)六地蔵石幢(ろくじぞうせきどう)の防護柵を整備し、十月五日に、竣工式を行った。

完成した防護柵は、長さ三・六メートル、幅二・二メートル、高さ一メートルの石造りで、当日は関係者約二十人が出席し、除幕式を行った後、記念式典を柳沢集会場で開いた。

式典では、「柳沢と柳沢氏」と題した記念冊子が披露され、記念誌の内容について清水琢道顧問が、柳沢寺や餓鬼の嗌(のど)、柳沢家の家系を紹介した。

続いて功刀会長は「保存会として七人から出発し、現在は会員が四十人になった」と話し、保存活動に対する感謝を述べた。