「ほくといち」参加者を広く募集
nagasaka
WEBTODAY
イギリスの絵本作家「エロール・ル・カイン」の原画を常設展示している高根町のえほんミュージアム清里では、現在、「松成真理子絵本原画展」を開催している。
松成さんの初めての個展となるこの原画展は、『ふでばこのなかのキルル』が今年9月に出版されたことを記念して開かれたもので、平成14年に出版した『まいごのどんぐり』から最新作までの7作品から50点の原画と、絵本の制作過程に作るダミ本も資料として展示されている。
原画は、松成さん自身が思い入れのある作品を中心に選んだというもので、色彩豊かに描かれた水彩画の作品には、人物や動物、虫などが多く登場し、それぞれが表情豊かに描かれている。
同館の小山和也さんは、「松成さんの作品は、おおらかさがあり、画面におさまりきらないくらいの迫力があるが、色のやさしさや温かさを感じる。初期の作品から最新作まで、いろいろな作品を見てほしい」と話している。
展示は来年1月10日まで。問い合わせは電話48-2220まで。