できごと

浅川兄弟偲ぶ会が、定期総会。浅川兄弟の演劇も披露

nagasaka

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「浅川伯教・巧兄弟を偲ぶ会」(永関福次会長)の平成二十三年度定期総会が、六月四日、高根ふれあい交流ホールで開かれ、平成二十二年度の事業報告と決算、二十三年度事業案と予算がそれぞれ諮られ、承認された。

続く記念講話では、山梨英和大学助教の李尚珍氏を迎え、「人と人をつなぐマウメダリ〜浅川伯教・巧兄弟」をテーマに、心の掛け橋について紹介したほか、「日本と韓国の掛け橋となるよう、研究を続けたいと思う」と語った。

また、今回の総会では、浅川巧生誕百二十年を記念し、市立甲陵中学校二年生による演劇「種蒔く人 浅川巧〜夏ありて 夏を楽しみ 冬来れば 冬を楽しむ〜」が披露された。

この演劇は、浅川巧の晩年を中心に構成され、オープニングのナレーションで「巧は彼の国の芸術を愛し、人々を愛し、平和を愛しました」と始まり、伯教と巧の会話や、家族、柳宗悦との出会い、巧の死へと続き、今も生き続ける巧の功績と人間愛を紹介した。

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