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十月二十三日、こぶちさわ音楽祭2011ファイナル「池辺晋一郎『愉快な音楽室』」が、生涯学習センターこぶちさわで開催され、立ち見客が出るほど人気を集めた。
今回の音楽室は、「ギターとその音楽の魅力」がテーマ。当日の第一部は、県立北杜高等学校ギター部の演奏で幕を上げ、「二つの日本の風景」をはじめ、NHK大河ドラマ「風林火山」のメインテーマ、ギター用にアレンジされた「情熱大陸」を披露し、大きな拍手が送られた。
続いて、ギターリストの鈴木大介さんが「プレリュードとロンド風ガヴォット」、「グラナダ」のほか、池辺晋一郎さんが作曲した「ギターは耐え、そして希望し続ける」を紹介した。
第二部では、池辺晋一郎トークが行われ、こぶちさわ音楽祭が始まってからの出来事に触れ、「素晴らしい財産をいただきました」と語り、ギターという楽器の始まりや国によって弦楽器がどういう風に形を変えていったのかを紹介し、「ギターは小さなオーケストラといわれるくらい可能性がある」と話した。
次いで、小淵沢エコーコーラスや北杜市民合唱団による合唱が披露され、フィナーレとして会場が一体となった「全員合唱」を行って幕を閉じた。