できごと

津金学校で「人体百図」展

須玉町津金の藤村式擬洋風校舎の津金学校で、「大黒大悟『人体百図』展」の企画展が始まった。六月十日まで。

今回の展示は、人体の各部位の言葉と、その言葉からイメージできヴィジュアルを組み合せて発表した「人体百図」を展示しているもので、学校にあった「人体模型」を違った角度で表現した作品。この人体百図は、JAGDA新人賞2011と東京ADC原弘賞をそれぞれ受賞している。

また、同時開催として、毎日妻宛に描き続けている「日々の品々」と題した身の回りにある物にスポットをあてた作品も展示している。

グラフィックディナーの大黒さんは、「人体として持っているが見えない部位を言葉で表現した展示と、身の回りにあって目に見えるものを対比して展示することで、気づきになればいいなと思います」と話している。

今月二十九日には、大黒さんを迎えたオープニングイベントも予定している。問い合わせは☎20・7100まで。