すずらん祭りに、芸大生参加
nagasaka
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小淵沢町のリゾナーレ八ヶ岳で、花びらを使って歩道に絵を描く「花咲くリゾナーレ2012」が、四月二十八日から始まり、ピーマン通り(石畳の回廊)には小学生がデザインした「ミニ花の絨毯」が完成し、訪れた人の目を楽しませている。
今回は、ゴールデンウイークの前半と後半に分け、前半は子供たちがデザインした「ミニ花の絨毯」(五月一日まで)で、後半は「デザイナーによる百メートルの花の絨毯」(五月二日〜六日)を紹介している。
今年の花の絨毯のテーマは、「八ヶ岳の四季」で、リゾナーレ八ヶ岳を中心に、周辺自治体にデザインを呼び掛け、七十五校から応募があり、八作品が選ばれた。
入選した八作品は、四月二十八日の初日に作業が行われた。八畳ほどのスペースを利用し、自ら描いたデザインをウッドチップで仕切り、カラフルなバラの花びらや色の付いた砂を使って原画に添って仕上げていた。
北杜市立日野春小学校の仲山春奈さん(小五)は、「大変だけど、みんなで作っているので楽しいです」と話している。作品は、「オオムラサキと八ヶ岳の春」で、作業には家族や友人八人で挑戦。空を舞うオオムラサキに、八ヶ岳、桜の花びらで春を表現している。
リゾナーレ八ヶ岳では、五月二日から、第二部の作品作りを始める。作品は、リゾナーレ八ヶ岳のガーデンチャペル「ZONA」を手掛けたKDa(クライム・ダイサム・アーキテクツ)で、八ヶ岳の大地や自然を表現した内容で、全長百メートルの大作。
作業は午前九時スタートで、作品作りには、会場を訪れた人も参加可能。
問い合わせは電話36-5121まで。