できごと

北杜杯争奪囲碁大会開催

「富士の国やまなし国文祭」の本番を来年に控え、五月二十六日に「第一回名峰と名水の里北杜囲碁まつり」(篠原郁夫委員長)がプレ事業として開催された。

当日は、北杜杯争奪戦(無差別)をはじめ、段位戦と級位戦の大会が開かれ、参加者は首都圏や京都市から約二百人が参加した。

また、日本棋院に所属するプロ棋士の中村秀仁九段と山田拓自八段を迎えた指導囲碁、巻幡多栄子三段による囲碁入門教室が同時に開催された。

第一回目の北杜杯を手にしたのは、甲府市在住の斉藤杉太郎さん(39)で、「運が良く勝てました。来年も参加したい」と話した。

篠原委員長は「第一回目の優勝は価値がある。(争奪戦は)まるでプロが打っているような戦いでした」と講評した。

▼主な大会結果

▽北杜杯争奪戦 ①斉藤杉太郎(甲府)②勝俣光司(富士吉田)③内藤富明(南アルプス)

▽段位戦A部門 ①平島善正(北杜)②中原徳太郎(同)③佐藤正昭(茅野)

▽段位戦B部門 ①高柳恝利(袋井)②村松公紳(同)③押切洋(国立)

▽級位戦 ①鈴木慶一(北杜)②斉藤鑑裕(京都)③川島妙子(袋井)