できごと

「いちりんの花」読者カード応募者を表彰

長坂町の公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館(平山美知子館長)では、八月四日に、「絵本『いちりんの花』」(平山弥生著書)の読者カード応募者の入賞者表彰を行った。

「いちりんの花」は、今年一月末に完成し、南相馬市の小学校などに寄贈した約二千冊に読者カードを同封。四月十日、十一日には、平山弥生さんが南相馬市立原町第三小学校を訪れて、「いちりんの花」の読み聞かせを行っていた。

読者カードを使った応募作品数が約四百通に上ったことから、七月二十一日〜八月五日まで、同美術館で応募作品展を開いていた。

四日には、第三小学校の親子十二人が同館を訪れることになり、表彰式を行うことになったもので、平山美知子賞には、いずみふれあい館、特別賞に原町第三小学校五年の天元愛唯さん、美術館賞は同小六年の菅野睦希さんの作品を選び、表彰した。

特別賞に選ばれた天元さんは「いちりんの花を読んで、みんなが楽しく、頑張ってという思いで表現しました」と話している。