一等三角点・夢窓国師
nagasaka
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高根町のポール・ラッシュ記念センターでは、三月二十六日まで「素顔のポール・ラッシュ展」と題した特別展を開いている。同展は「笑顔」から始まり、今回は最終展となる「清里ものがたり」として開かれている。(写真)
展示では、昭和三十三年から約一年間にわたり新聞に連載した長編小説「ある落日」(井上靖著)の中に清里周辺の記述があることから、文章の一部をキャプションとして当時のスナップ写真と共に紹介している。
また、南アルプス市立美術館の山田耕三館長の絵画作品「夜空の幻想ー清里」や、清里の写真を多く撮影した故植松波雄氏の作品など約六十点を展示し、往時の清里を紹介している。
同記念センターの染谷和則館長は、「地元の人に来てもらいたい」と、今回の展示期間中、市民を対象にした入館料半額を実施している。大人は二百五十円(子供百円)で入場できる。問い合せは☎48・5330まで。