くらし

書を楽しみ方を紹介

長坂町小荒間の八ヶ岳泰雲書道美術館で、九月八日に、柳田青蘭館長による「ギャラリートーク」を開き、約五十人が書の楽しさを学んだ。

柳田館長によるギャラリートークでは、柳田泰雲氏が遊び心で書いた書の紹介をはじめ、六十五歳頃に多くの作品が置かれている部屋で、若い頃の作品にバツを付け、「その作品を見たくない」と話していたエピソードを紹介。

また、展示会場から教室会場に移動し、半紙を前にした柳田館長は、「楽」や「山」の文字を書きながら、枠にとらわれずに書を楽しむ筆運びや墨の濃淡、形などにつて話した。

柳田館長を迎えたギャラリートークは、十月二十七日に開催する。また、十月二十七日〜十一月四日まで「書道作品展」を開く。期間中の十一月三、四日には「無料体験教室」も予定している。問い合せは☎32・6277まで。