できごと

「国泰民安」コンクール始まる

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八ヶ岳泰雲書道美術館(柳田青蘭館長)による「第24回国泰民安コンクール」が、武川町の甲斐駒センターせせらぎを会場にして開催されている。11月25日まで。

昨年から同会場で開かれている同展には、市内小中学校をはじめ、同美術館の生徒など約360作品の応募があり、課題の「国泰民安」を楷書(かいしょ)や隷書(れいしょ)、草書などで伸びやかに表現している。

今回の作品展では、大型の大画仙や半切作品が多くなったほか、楷書や行書、隷書など5つの書体に挑戦した作品も展示している。

国泰民安コンクールは、故柳田泰雲氏が、1989年10月1日に、中国山東省泰安市の泰山山頂に「国泰民安」の摩崖碑(まがいひ)を建立したことを記念して始まったもので、同展では、「国泰民安」の文字が彫られた現地の写真と原寸大の拓本も紹介している。

問い合わせは☎32・6277まで。