くらし

季節外れのヒマワリが満開

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「北杜市明野サンフラワーフェス」が開催される明野町浅尾地域で、季節外れのヒマワリが見頃を迎えている。あぜにはススキが生え、夏と秋の共演が訪れる人の目を楽しませている。

このヒマワリは、同フェスのメイン会場の一部となる5000平方㍍と3000平方㍍の畑で、10月中旬頃から咲き始め、現在、満開を迎えた。

北杜市農業振興公社によると、毎年、種の収穫と茎などの粉砕作業を行ったのち、10月下旬に畑を耕していたが、今年は、同フェスが終了した8月下旬に、種を収穫せず耕うん作業を行ったところヒマワリが発芽。

一定の雨量があり、暖かい日が続くなど、発育に必要な気候条件が重なったことも要因としてあげられ、例年、季節外れのヒマワリは数本咲くことはあったが、これほど多くのヒマワリが咲いたのは初めてという。

市農業振興公社の職員は、「10日ほどは、開花したヒマワリを楽しめるのではないか」と話している。

◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで