韮崎エリア

駅員と中高生が協力、韮崎駅前を清掃

 JR韮崎駅と青少年育成プラザ「ミアキス」は、11月8日、地域貢献活動の一環として韮崎駅前広場や駅前ロータリー、駐輪場でたばこの吸い殻や落ち葉などを回収する美化活動を行った。

この美化活動は韮崎駅の駅員が、今年8月、「地域で活動する団体と協力して駅前をきれいにし、韮崎の活性化を図ろう」とミアキスに協力を打診したもので、ミアキスのスタッフがミアキスを利用する中高生に参加の呼びかけを行った。

当日は、韮崎駅の駅員や中高生など約10人が集まり、駐輪場や駅前ロータリー、駅前と韮崎市民交流センターニコリをつなぐ地下道などを清掃。参加者たちはほうきやちりとり、ごみ袋を手にたばこの吸い殻やちり紙、落ち葉などを回収した。

県立韮崎高等学校2年の石原裕也さんは、「頻繁に駅を利用している訳ではないが、地域に貢献できればと参加した。慈善活動は初めてだが、気持ちがいい。こういった活動だけでなく、個人的に落ちているごみがあれば拾おうと思う」と話した。

韮崎駅の駅員は、「地域の団体と協力し、清掃中に親交を深めることで、駅員が地域を知ることにもつながる」といい、今後も他団体と協力して、定期的に美化活動を開くとしている。

また、ミアキスの久保田光貴施設長は、「韮崎駅と協力して、美化活動だけでなく、中高生を対象にした『青春18きっぷ』の使い方や電車を学ぶ講座などを開いていきたい」と話している。

 

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