韮崎エリア

夏休みの児童が人権について学ぶ

 夏休み期間中の児童に人権について学んでもらおうと、甲府人権擁護委員協議会韮崎グループ(窪田芳博グループ長)は、8月3日、「人権教室」を韮崎北東児童センターで開いた。

 この人権教室は、子供のころから優しさや人と仲良くする心を育んでもらう人権啓発活動の一環として行っているもので、同グループの窪田グループ長が「人権について」をテーマに講演し、メンバー7人は人権紙芝居を披露した。

 当日は、同児童センターを利用している小学1年生〜5年生約50人が参加。「人権について」をテーマにした講演で窪田グループ長は、「人権と聞くと難しいかもしれませんが、いじめや差別をしないで、他人や自分に優しくすることも人権を守ることにつながります」と説明した。

 続く、メンバー7人による紙芝居では、法務省の人権イメージキャラクター「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」が動物たちからいじめられているモグラを助ける物語を紹介し、「弱いものいじめはだめです。みんなで仲良くしましょう」と呼びかけ、児童たちは人権について理解を深めていた。

 韮崎北東小5年の高野心希さんは、「人権という言葉は知っていましたが、意味は知らなかったので勉強になりました。仲間はずれを見たら、声をかけたり、先生や大人に相談するようにします」と話した。

 

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