韮崎エリア

オルゴールとマリンバの協演、来場者魅了

 音楽を通して市民に身近なホールをPRしようと、東京エレクトロン韮崎文化ホールでは、7月10日、「ロビーコンサート〜音楽家と楽しむオルゴールの世界inにらさき」を開いた。

当日は、北杜市にある清里萌木の村オルゴール博物館「ホール・オブ・ホールズ」の川乃さちこ副館長とマリンバ・パーカッション奏者の大森たつしさん(北杜市在住)を迎え、市内外から約120人が来場した。

コンサートでは、川乃副館長が同博物館で所蔵している1900年頃に製造されたというディスクオルゴール「レジーナ11型」や「ポリフォン104型」を紹介し、アニメ映画音楽やアイルランド民謡などを披露した。

続いて、「オルガネッタ」といわれる自動演奏楽器のパイプオルガンと大森さんによるマリンバで「カノン」や「ガブリエルのオーボエ」を協演し、繊細な音色とリズミカルな音色で来場者を魅了した。

中島から来場したという佐藤公子さん(75)は、「オルゴールといっても一小節だけでなく、1曲を最後まで美しい音色で楽しめて、素晴らしかった。マリンバと一緒の演奏も新鮮だった」と話した。

このロビーコンサートは、2018年から毎年3回、県内を拠点に活動している音楽家を迎えて、エントランスホールや小ホールを会場に開いている。

 

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