今年５月から運用が始まった甲斐市志田の甲斐警察署（和田弘記署長）の落成式が、７月15日に開かれ、山梨県警察本部の大窪雅彦本部長や長崎幸太郎知事など関係者約60人が出席し、地域の安全・安心を確保する拠点の完成を祝った。
式典で、あいさつに立った大窪本部長は、「新警察署は韮崎市、甲斐市をはじめとする関係機関や団体と連携を一層強化し、地域の安全を守る警察活動の拠点となり、皆様から愛される警察署となるよう努めていく」と語った。
続いて、長崎知事は、「県民の安全・安心な暮らしを守ることは、県民一人ひとりの豊かさを実感できる山梨を実現するうえで最優先の行政課題であり、警察署の整備は重要なこと。地域の安心安全の拠り所となることを期待している」と祝辞を述べた。
また、和田署長は、「警察活動を担う署員一同は地元の皆様の安全に対する思いと期待に応えられるよう、信頼関係をこれまで以上に太く、強固なものとし、甲斐警察署の運営にまい進していく」と気を引き締めた。
甲斐署はＪＲ塩崎駅から約８００㍍南東の国道20号沿いに完成し、敷地面積約８４００平方㍍、鉄筋コンクリート造りの３階建てで、延べ床面積約４８００平方㍍。来庁者用駐車場は約１１０台分を確保している。総事業費は約22億７６００万円。
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