韮崎エリア

文田選手が東京五輪を報告

東京2020オリンピックのレスリング男子グレコローマンスタイル60㌔級に出場した神山町出身の文田健一郎選手(25)が、8月31日、「オンライン報告会」に出席し、内藤久夫市長に銀メダル獲得を報告した。

このオンライン報告会は、文田選手が住む神奈川県内の自宅と市役所を結んで開かれたもので、文田選手は「求めていたメダルの色ではないが、支えてくれた人への恩返しとして銀メダルが獲れた。韮崎からの応援の声にも感謝している」と東京オリンピックを振り返り、「3年後のパリオリンピックでは、金メダルしか目標はない。笑ってマットを降りて、報告したい」と決意を語った。

また、「スポーツでも、遊びでも、大事にしているものを持って取り組めば、満足する成果が得られると思う」と市内の子供たちに向けてメッセージを送った。(写真)

内藤市長は、「試合直後に大勢の人に対して感謝の言葉を口にしていたことが印象的だった。市民を代表して銀メダル獲得おめでとうございます。そして、心の底から感動をありがとうと言いたい」と祝福した。

報告会後の記者会見で文田選手は、「今回のオリンピックは自分の得意の投げ技を封じられた。まだまだ磨く要素があるので、3年後も投げにこだわり、勝っていく」と語った。