韮崎エリア

韮崎小の児童が若宮八幡宮を見学

 市立韮崎小学校(矢ヶ崎二男校長)では、11月5日、同小4年生62人を対象にした「社会科見学」を若宮の若宮八幡宮で行い、拝殿の見学や神楽の鑑賞などを通して、地域への理解を深めた。

この社会科見学は、市内に伝わる伝統文化を学び、地域に誇りを持ってもらうことを目的に昨年から実施しているもので、新型コロナウイルスの感染防止のため、昨年に続き今年も徒歩で訪問できる若宮八幡宮を選んだ。

当日は、3グループに分かれて、境内にある拝殿や随神門、御神木などを巡り、藤原武男宮司から1583年に発生した暴風雨により社殿が倒壊したことから、現在の場所に再建されたことや、旧村名の河原部村の時代から同神社が「かわらべさん」の呼び名で地域に親しまれていることなどの説明を受けた。 また、神楽殿では若宮八幡宮神楽団が岩戸物語を中心に「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」や「鈿女(うずめ)」など4演目を披露し、児童たちは笛や大太鼓などの囃子に乗せて舞う団員の姿に見入っていた。

4年生の渡辺輝葉さんは、「お神楽を初めて見て、迫力ある姿に感動した。神社に入るときに手を洗う意味も知ることができてよかった」と話した。

 

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