できごと

国際認証取得 サントリー白州工場

サントリー天然水南アルプス白州工場が、持続可能な水利用に関する国際標準「アライアンス・フォー・ウォーター・スチュワードシップ(以下:AWS)」認証を取得し、2月18日、甲府市内で認証授与式が行われた。

AWSは、世界自然保護基金などの国際NGOと企業が共同で設立した機関で、世界中の工場を対象に持続可能な水利用に取り組んでいるかを認証。国内では、これまでにサントリーの奥大山ブナの森工場(鳥取)、九州熊本工場(熊本)が取得している。

白州工場は、水源かん養エリアとその周辺の約2000㌶で森林保全活動を展開。今回の認証は、周辺流域の水収支の把握や科学的データに基づく水源かん養活動、工場での節水、水質管理のほか、水や森林の大切さを伝える「水育」活動などが評価されたという。

同日の認証授与式では、白州工場の増田茂生工場長が認証証を受け取り、リモートで出席したサントリーホールディングスのサステナビリティ推進部の北村暢康部長は、「弊社の取り組みをグローバルな観点から認めていただいた。これを機にさらに地域の方との水資源管理について協議を進めていきたい」と語った。

また、来賓として出席した上村英司市長は、「これからも連携して活動を広げ、自然環境の保全に努力していきたい」と話した。