韮崎エリア

ライフガーデンにらさきで救急隊員が心肺蘇生法講座

 地域住民に救急業務の理解や応急手当ての知識の向上を図ろうと、峡北広域行政事務組合消防本部韮崎消防署は、9月3日、若宮のライフガーデンにらさきのスーパー正面入り口で「救急の日・救急医療週間イベント」を実施した。

 このイベントは、救急の日(9月9日)と救急医療週間(9月8日〜14日)にちなんで企画されたもので、今回は親子連れにも救命について関心を持ってもらおうと韮崎市のイメージキャラクター「ニーラ」も応援に駆けつけた。  当日は同消防署の救急隊員がAEDを使った心肺蘇生法を実演し、「倒れている人を見かけたら、意識を確認して、周囲の人と協力しながら応急処置をしてほしい」と呼び掛けたほか、体験キットを使った心肺蘇生法の講座も開かれた。

 また、救急車の適正な利用を記載したチラシと防災グッズ約500セットを親子連れや買い物客などに配布した。 韮崎消防署によると、管内(韮崎市、北杜市、甲斐市旧双葉町)の今年の救急出動回数は3132件(9月2日現在)とし、「出動回数は例年約4000件前後だが、新型コロナや熱中症などの疑いによる出動が今年は増加傾向」といい、「救急車の適正利用とともに、病気やけがの予防に努めてほしい」と話している。

 

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