くらし

国泰民安コンクール始まる

 武川町の甲斐駒センターせせらぎを会場にして、11月10日から長坂町の八ヶ岳泰雲書道美術館(柳田青蘭館長)が主催する「第31回国泰民安コンクール」が開かれている。展示は16日まで。

 このコンクールは、故柳田泰雲氏が1989年より中国の9都市で、展覧会を開催し、その功績が認められ、中国山東省泰安市泰山の山頂の摩岸碑(まがいひ)に「国泰民安」の文字を外国人として初めて建立したことを記念して始まった。

 課題は「国泰民安」4文字で、半紙や半折などに楷書やてん書、隷書、古文など様々な書体に挑戦した約300作品が展示されている。

 また、会場では磨崖碑の紹介と1990年に柳田泰雲氏が書いた「国泰民安」の作品も展示している。

 期間中は午前9時〜午後4時開会(14日は休館、最終日は正午まで)。問い合わせは☎32・6277まで。