できごと

小動物を守るアニメ制作に支援を

 「一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会」(大竹公一代表理事)では、道路建設などによって森林が分断されることで、樹上で生活しているリスやヤマネ、モモンガなどの多くの野生動物が、採食や繁殖のために道路を横断して事故死する例が後を絶たないことから、動物たちを守る歩道橋(アニマルパスウエイ)の啓発アニメを制作しようと、クラウドファンディングで支援を募っている。

 このクラウドファンディングはレディーフォーで、プロジェクトは「ロードキルや横断障害から動物たちを守る歩道橋の啓発アニメにご支援を!」。

 同プロジェクトによると「いのちをつなぐふしぎな森の大冒険」というアニメを制作するもので、動物の目線で見た森の分断と対策について考えながら、樹上性小動物のリスやヤマネなどが使う「アニマルパスウエイ」を紹介するもので。完成した映像は、全国の小中学校の授業やCATVなどで関心を高めてもらい、将来的にアニマルパスウエイを増やし、小さな命を守る活動に結びつけることにしている。

 目標金額は300万円で、募集期間は12月15日まで。2日現在53%に達している。

https://readyfor.jp/projects/animalpathway